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ボクシングとキックボクシングの違いとは?メリット・デメリットを徹底比較

『格闘技を始めたい!』そう思った時、多くの人がボクシングとキックボクシング、どちらを選ぶべきか悩むのではないでしょうか。

私は10年以上のプロボクサーとしてのキャリアを持ち、現在は指導者として多くの生徒さんと接していますが、よく聞かれる質問の一つが「ボクシングとキックボクシング、どちらがおすすめですか?」というものです。

確かに、どちらも魅力的な格闘技です。パンチを主体とするボクシングと、キックやヒジ技も使えるキックボクシング。一見すると、技の種類が多いキックボクシングの方が魅力的に感じるかもしれません。

しかし、実際はそう単純ではありません。今回は現場で培った経験を基に、それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底的に比較していきます。この記事を読めば、あなたに合った格闘技がきっと見つかるはずです。

目次

ボクシングの技術と魅力

ボクシングはパンチに特化した格闘技で、その魅力は何といっても技術の奥深さにあります。ジャブやストレート、フックの組み合わせは、試合の流れを一変させるほどの威力を発揮します。また、緻密なフットワークは、相手の攻撃をかわしながら攻撃のチャンスを生む、まさに戦場のダンスと言えるでしょう。

ボクシングは筋力だけでなく、瞬時の判断力や精神力を鍛えることができるスポーツでもあります。その歴史と文化に触れることで、モチベーションが高まり、自身を高めるきっかけとなるでしょう。

ボクシングのデメリット

しかし、ボクシングにもデメリットがあります。攻撃は全てパンチのみとなるため、相手を打ち負かすには高い技術と戦略が必要です。また、上半身を中心としたスポーツなので、初めは負担を感じるかもしれません。

キックボクシングの技術と魅力

キックボクシングは、パンチに加えてキックやヒジ打ちなど多様な技を駆使する格闘技です。全身を使うため、バランス感覚や柔軟性を高めることができ、運動効果も抜群です。多彩な技を組み合わせる楽しさもあり、自分だけのスタイルを創り出すことが可能です。

このように、キックボクシングは体全体を活用し、様々な攻撃パターンを繰り出すことができるので、非常にダイナミックなスポーツとも言えます。

キックボクシングのデメリット

一方、キックボクシングのデメリットは、その多様さがかえって初学者には難しいケースがあることです。多くの技を学ばなければならず、短期間ではスキルを身に着けるのが難しい場合があります。また、キックやヒジ打ちによる打撃は、怪我のリスクも伴います。

私自身の体験と指導者の視点からのアドバイス

私自身の経験から言えば、ボクシングのシンプルさと深さには計り知れない魅力があります。生徒たちには、まず楽しさを感じてほしいという思いから、基本技術をしっかりと教えるようにしています。

選ぶ際のポイントとして、何を目指すのか明確にすることが重要です。フィットネス目的なのか、試合で勝ちたいのか、それによっておすすめする格闘技も変わります。

あなたに合った選択をするための次の一歩

どちらに興味を持ったにせよ、体験教室やジムの見学を利用して、実際に自分で動いてみることが大切です。それにより、自分の肌で感じ、体験を通じて納得のいく選択ができるでしょう。

結局のところ、ボクシングもキックボクシングも、あなたの人生をより豊かにする要素を持ったスポーツです。どちらを選んでも、新たな挑戦を楽しむ気持ちを持って取り組んでみてください。

ボクシングとキックボクシングの比較

  1. 必要な初期費用(ジムの平均月謝)
    • ボクシング:5000〜15000円/月
    • キックボクシング:6000〜18000円/月
    • ※ジムの場所や設備によりますが、一般的には両者に大きな差はありません。
  2. 初心者が基本技術を習得するまでの平均期間
    • ボクシング:3〜6ヶ月
    • キックボクシング:6〜12ヶ月
    • ※キックボクシングは使用する技術の幅が広いため、習得に時間がかかることがあります。
  3. 基礎消費カロリー(60分間のトレーニング)
    • ボクシング:約500〜700カロリー
    • キックボクシング:約600〜800カロリー
    • ※動きの激しさと全身運動から、キックボクシングの方が若干多くのカロリーを消費する傾向があります。
  4. 試合形式・ラウンド時間
    • ボクシング:3〜12ラウンド(3分/ラウンド)
    • キックボクシング:3〜5ラウンド(3分/ラウンド)
    • ※プロレベルでは長い試合もありますが、アマチュアや初心者向けの試合は短めに設定されることが多いです。
  5. ケガの発生率(練習中の軽傷から中傷)
    • ボクシング:約20〜25%
    • キックボクシング:約25〜30%
    • ※両方ともコンタクトスポーツであるため、怪我のリスクは常に存在します。キックボクシングではキックや肘打ちによってリスクが高まることがあります。
  6. プロ選手の平均キャリア寿命
    • ボクシング:10〜15年
    • キックボクシング:8〜12年
    • ※ボクシングのキャリアは比較的長いですが、どちらも選手のコンディションや技術の向上によって異なります。

これらの比較を基に、読者は自身の目的やライフスタイルに合った選択をしやすくなると思います。数字は目安として参考にし、実際に体験することで理解を深めることをお勧めします。

まとめ

どちらの競技も素晴らしい格闘技であり、一概にどちらが優れているとは言えません。重要なのは、自分の目的や体力、年齢などを考慮して選択することです。

個人的なアドバイスとしては、格闘技初心者の方はまずボクシングから始めることをおすすめします。基礎をしっかり固めた上で、興味があればキックボクシングにチャレンジするのも良いでしょう。

最後に、どちらを選ぶにしても、必ず正しい指導者のもとで練習を始めることをお勧めします。正しい技術と安全な練習環境があってこそ、格闘技の本当の魅力を味わうことができます。

ボクシングを長年していたひいき目な部分もありますが、新たに何かに挑戦する事がもっとも大切な事です。初心者のためのボクシング教室もしているので、興味のある人は参加してもらえれば新しい自分に出会えるかもしれません


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この記事を書いた人

アマチュア含めボクシング歴20年
会社員をしなが日本タイトルマッチ挑戦!
敗北し再度チャンピオンになるために努力していたが、病気が原因でボクサー人生を断念、、
1人でも運動、ボクシングを好きになってもらえる様なサイト運営を目指しています。
ボクシングでスパーリング・試合が出来るまで上達したいと思っている人向けの記事を作成しています。
サイトでチャンピオンになれるよう頑張るので参考になれば幸いです‼

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