今回は相手をKOできる強いパンチを打つコツを紹介します
ボクシングを見ていたら一発でKOしたり、パンチ力のある選手は魅力的ですよね
試合でどれだけ押されてても、倒すパンチが打てたら逆転勝ちする事も少なくありません、そんなパンチを身につけたくありませんか?
KOパンチの種類だけでも理解していれば日々の練習に役立つ事間違いありません
KOパンチといっても一つではありませんので、種類や鍛えかたも含めて説明します。
自分はどのパンチが得意なのか参考にしてもらえたらと思います。
倒せるパンチの種類
倒せるパンチには種類があります
その種類を理解して、自分がどのタイプなのか考えてみましょう
- パワー系パンチ
- タイミング系パンチ
- 連打系パンチ
大きく分けるとこの3タイプになります
パワー系パンチ
パワー系のパンチはガードを打ち破るような強いパンチを打って倒すパンチ
メリット…強いパンチを警戒されるので相手が前に出てこれなくなる
デメリット…パワー系のパンチは大振りになったらスピードが遅くなるので、よまれやすい
避けられるとスタミナを消耗する
パワー系のパンチはガードの上からでも圧力を感じるので相手に恐怖感を与えるが、力を入れ過ぎたり空振りすると疲れるデメリットもある
パワー系のパンチをつけるトレーニング
一発一発をしっかり打つ練習を重ねる事が大事
力は入れ過ぎずどうやったら強いパンチを打てるのか考えながら打つ練習をする
※筋トレも悪くありませんが必要ない筋肉がついたり体重が増加するので要注意
タイミング系パンチ
タイミング系のパンチは相手が打ってくるタイミングや、見えない角度から打って倒すパンチ
メリット…見えないパンチが1番効くので一撃で倒す事が出来る、力を使わずに効かせるので体力の消耗が抑えられる
デメリット…タイミングをはかりすぎて、手数が少なくなりポイントを取られる可能性が高い
経験上、タイミングで倒すパンチが1番効果的なパンチです。見えないうちにパンチをもらって気付いたら倒れている、、そんな危険なパンチです
タイミング系パンチをつけるトレーニング
動きのあるサンドバッグにタイミングよく打つ練習を繰り返す。
マスボクシングでは当てるタイミングや相手に見えない角度から打つパンチを意識する練習をする
※タイミングをはかり過ぎて手数が減らない様に注意する
連打系パンチ
連打系パンチは相手がふさぎきれない程のパンチを打って倒すパンチです
メリット…タイミングなど意識をする必要がないので倒す事だけに集中してパンチを打ち続ける事ができる
デメリット…連打を打つと体力の消耗が激しいので倒しきれなかった場合バテて不利になる事がある
連打系パンチはきっかけがないタイミングで仕掛けても仕留める事は出来ません。パンチが効いたと思ったタイミングで連打で仕留めるのがベスト
連打系パンチをつけるトレーニング
連打系パンチを長時間だせるようになるにはスタミナとパンチの力加減が重要
サンドバッグの場合でも3分間に何回か連打を打つ事を繰り返します(ラスト30秒はひたすら連打など)繰り返し練習する事で長時間連打を打っても疲れない打ち方が出来るようになります
共通トレーニング
この3種類のパンチを鍛えるために必要な共通のトレーニングがあります
パンチは手で打ちますが、実際は身体全身の力を手(拳)に伝えて打っています
身体で打つ意識がわかるトレーニング
- 正座の状態でパンチを打つ
普通に構えて打つのと違って強いパンチが打てないはずです。
この状態で打つパンチが手打ちです - 膝をついた状態でパンチを打つ
この状態で打つと腰の回転が使えるので正座よりは強く打てます。
股関節の動きを意識しましょう - ボクシングの構えでパンチを打つ
正座→膝立ち→構えの順番でパンチを打つと身体全身でパンチを打つイメージが掴めます
このトレーニングをすると下半身からパンチを打っているイメージが掴めるはずです。
なれてくればダンベルなど負荷をかけてする事で、より全身でパンチを打つイメージが掴めると思います
まとめ
いかがでしょうか?相手をKO出来るパンチのコツを少しでもわかってもらえたでしょうか?
パワー・タイミング・連打全て備わっているのが一番ですが、
自分がどの能力に特化しているのか考えて伸ばしたり、総合的に鍛えるのもいいと思います
タイミングで効かせて連打で倒す・パワーで押し込んで連打で倒すパターンは無数にあります。
このサイトが少しでもボクシングが上手くなる手助けになれば嬉しいです
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