「大会や試合に出てみたい」目標が出来たり、トレーナーから「スパーリング大会に出てみないか」と誘いがあって迷ってませんか?
試合や大会には、ボクシングを継続したい楽しみたい気持ちがあるなら是非参加してみて下さい!!
参加する事にもちろん意味がありますが、試合や大会にでる目標があればボクシングに真剣に向き合ってボクシングの魅力により一層ハマります。
一般公募しているスパーリング大会・アマチュアボクシング大会、おやじファイトなどいろんな大会があるのでスパーリングが出来るレベルになれば一度出場を検討してみましょう。
「試合出場が決まった!」これから「どんなトレーニングや気持ちを作っていったらいいのかわからない」人の為に気持ちと身体の作りかたを説明します。
KO君が実践していた試合までのモチベーションの保ち方、トレーニング方法がわかるので最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
ゴールまでの道筋を立てる(計画メモ)
試合や大会の日にちが変わることは中々ないので、ゴールを試合の日に設定して、まずは試合の日までの道筋を立てましょう。
紙に書いてもいいですし、スマホのメモでもいいので、試合の日を一番上に書いてそれまでにしなければならない事はなにかを思いつく限り書き出して下さい
【記入例】
対戦相手未定 スパーリング大会〇月〇日出場
- 減量時期の決定
(体重制限のない大会ならしなくてもいいですが、気持ちを高めるために少し減量してもいいです。) - まだ対人練習になれていない…対人練習を多くする
- 打ち終わりにガードが下がる短所があるので減らす努力をする
- ケガをしないように無理はしない
- 試合や大会の映像を見て試合(大会)に自分が出ているイメージをもつ
- スタミナ強化の為に今まで以上に走る
なんでもいいので、試合までになにをしなければならないのかを考えながら書き出しましょう
※その時は思いつかなくても、スパーリングをした時のダメ出しなど別の日になにか思いついた場合は後から書き足しましょう
試合前日や当日にそのメモを見返して今まで書いてきた事を実践出来たかどうか確認する事で試合のやる気がでます。
メモの内容を見て今までやってきた事を思い返せば、緊張もほぐれていい状態でスパーリング大会や試合に望めます!
トレーナーにメモを見せてアドバイスをもらうのもいいですね
減量の開始日を設定
減量の予定も立てましょう(減量が必要な場合)
KO君の場合は試合が決まった翌日から減量の食事メニューに変更できるように準備していました。
今回は初めてのスパーリング大会という設定で解説します
- 減量の開始日を設定 2ヶ月後に大会があるので1ヶ月前には減量スタートすべきです。
- 減量の計画を立てる しっかり食事管理をしながらトレーニングすれば自ずと体重も落ちるます
食事管理の記事や減量方法の記事もあるので参考にしてもらえればと思います。
対人練習を多くする
試合に向けてトレーニングするには、試合向けのトレーニングメニューにシフトしなければいけません
初めてスパーリング大会や試合の決まった人は特にマスボクシング・スパーリングを多く取り入れた練習をしましょう。
スパーリング大会やアマチュアボクシング大会では対戦相手がわからない事がほとんどです。
会員の多いジムであれば色んなタイプのボクサーとマスボクシングやスパーリングが可能かと思います
※どんな相手と試合になっても大丈夫なようになるべく多くのタイプのボクサーと練習してみましょう
【対人練習は試合の予行練習】
基本を忘れずに回数をこなせば、力が抜けていいボクシングが出来るようになります。
試合やスパーリング大会のスタミナ強化にはマスボクシングやスパーリングが一番効果的になります。
プロボクサーも試合が決まればスパーリングの回数を増やすようなります。
自分のジムでのスパーリングや他のジムに出向いてスパーリングをして自分のダメなところを少しでも減らす練習をします。
対人練習を増やす努力をしましょう。
トレーニングメニュー例
・準備運動
・縄跳び
・シャドーボクシング
・マスボクシングorスパーリング
・サンドバック(マスボクシング・スパーリングのダメ出しをしながら)
・ミット打ち
・整理体操
練習前半にマスボクシング・スパーリングをして後半の練習で、反省点を考えながら練習してみよう
長所を伸ばすより短所を減らす
【重要ポイント】長所を伸ばすより短所を減らす
長所を伸ばす事は考えずに、まずは短所を減らす事を考えましょう
もし右ストレートが得意だからといって右ストレートばかり練習していて、いざ大会当日右が全然当たらなかったら焦ってなにも出来なくなる可能性があります。
始めのうちは、得意なパンチは意識しなくても自然と効果がでるのであまり意識しない方がいいです。
自分の短所がなにか?考えよう
短所がわからない場合はトレーナーや練習相手に聞くのもいいでしょう
- 【例】『フックを打つときに逆のガードが下がってしまう』という場合は下がらないように脇にタオルを挟んでガードが下がらないように意識する。
あごが上がってしまう癖がある場合は、あごが上がらないように意識する
マスボクシングやミット打ちをしていると自分ではわからない短所がたくさん出てくると思います。
トレーナーや練習相手に自分の悪かった所を確認して大会までに1つでも短所が減るように努力しましょう
自分の短所を大会までに改善出来るように努力をしましょう
※短所が思いついた場合、試合までの計画メモに書き足しましょう
プロボクサーは対戦相手が分かるので対戦相手の分析をしたり、自分に足りない事はなになのかトレーナーとよく相談しながら練習を進めます。
疲れをため過ぎない
これも大事なポイントです。疲れをため過ぎない事
試合が決まったら夢中になって疲れてるのに無理にトレーニングをしてしまう人もいます
休息もトレーニングの一環である事を頭に入れておきましょう
プロボクサーも試合1ヶ月前になってくると減量もピークに近くなり厳しい練習についていくのが辛くなってきます。
KO君はサラリーマンをしながらプロボクサーをしていたので、疲れが溜まり過ぎた時は思い切って練習を休んだりしていました
- 試合が決まったことで気合いが入るのはわかります。
疲労レベルは自分にしかわからないのでトレーニング強度の調整や休息は自身で整えて試合に向けて頑張りましょう
練習のやりすぎで試合が消化不良というパターンはプロの世界でもよくあります、試合のために練習している事を理解しましょう
試合(大会)のイメージをもつ
初めての試合の場合なかなかイメージがつかないとは思いますが、スパーリングやマスボクシングの事でもいいのでイメージする事は大切です。
KO君は試合2週間前ぐらいから練習後のストレッチの間は試合のイメージをしていました
(リングに上がるまえの準備のイメージ~試合中の注意点など)
試合(大会)をイメージするためにも、週末に計画メモを確認して問題ないかチェックするようにしましょう。
ダメな箇所があるなら書き足しても構いません。
ダメなところは修正してを繰り返していくと強くなっていくので、そのイメージを大切にしましょう
- リングに自分と対戦相手しか居てないイメージを持って、欠点があるのなら欠点が出さない事を考えて戦う事を想像しましょう。
うまくいくと試合当日は緊張しなくパンチも当たり勝つ事ができます。
まとめ
いかがでしょうか、ゴールまでの道筋を立てて試合や大会で勝つ事を目標に短所を減らす内容でした。
【重要ポイント💡】
・短所を減らす
・疲れをため過ぎない
この2つは、とても重要なポイントです。
これだけでも頭に入れてもらえれば結果も変わってきます。
試合や大会に出場する事はいい事です。
勝っても負けても間違いなくいい経験になります
勝てば「練習の成果がでた」と自身になるし、負けても「悔しい、次は絶対勝つ!」と更に上を目指す目標にもなります。
試合に出る事が目標であれば達成感もあるでしょう。
なんどもいいますが、試合(大会)に出る事はいい効果がたくさんあります
ボクシングの試合じゃなくても何か目標を立てて細かく道筋を立てれば、いつか必ずいい結果はでます。
目標が『プロボクサーになりたい』『〇kgダイエットしたい』『上司を追い越したい』どんな目標でも道筋を立ててゴール目指して改善していけば必ずいい結果が出る事は間違いありません!
KO君は地元でボクシング教室をしています。
ボクシングの試合に出ようと思っている人もトレーニング方法やモチベーションの保ち方も指導出来るのはもちろん、
ジムに通っていてる方プロボクサーを目指している人も参加可能です。
たまには、違う環境でトレーニングするのもいいですよ!
ボクシング教室に来てもらえたら嬉しいです
コメント