「さあダイエットしよう」「子供がボクシングをやりたいと言い出した」けどボクシングって危険なイメージがあるしどうなのかな…って思っていませんか?
世界的に健康意識が高まって、フィットネスジムやパーソナルジムがたくさんある中でボクササイズやキックボクシングや暗闇ボクシングといったボクササイズが流行っていますよね
ボクシングジムってどうなの?って思っている人もいると思うので、
20年以上ボクシングをやってきたKO君がボクシングのメリット・デメリットを紹介します
今から運動を始めよう、習わせようと思っている人は参考にして下さい!
メリット
ダイエット効果
ボクシングは身体全体を使う競技なので、消費カロリーが多く痩せやすい体質になるスポーツです。
1時間ウォーキング…消費カロリー150kcal
1時間ボクシング…消費カロリー250~300kcal
運動強度や体重によっても違いがありますが、歩いたり走ったりするより多くのカロリーを消費するのでダイエット効果が高いとされています。
ストレートやフックなど色々なパンチを出すので、凝り固まった肩甲骨の動きが良くなります。
肩甲骨や股関節をたくさん動かすボクシングは痩せ体質に変換するスイッチが入ります
ストレス発散
ボクシングはストレス発散になると聞いた事はありませんか?
- 体を動かすことでストレスホルモンが減少する: 運動によりストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制され、気分が高揚します。
- ミットやサンドバッグに思い切り打ち込むことでストレスが解消される: ボクシングではパンチを思い切り打つことで日頃のストレスを発散できます。
- 仲間と楽しく運動することでストレスが軽減される: ボクシングのジムで仲間と一緒にトレーニングすることでストレスを和らげることができます。
ボクシングはストレス発散以外にも、睡眠の質向上や美肌効果、仕事や勉強の効率向上、人間関係の改善など、さまざまなメリットがあります。
良い例えではありませんが、サンドバックを叩くときに嫌いな上司の事を思い浮かべながら叩いたりするとストレス発散になります
実際にイライラを発散しにジムに通う方もいますよ
どのスポーツもそうですが、気持ちいい汗を流してする運動は楽しいですよね
ボクシングといえばリングに上がって2人で殴り合うイメージが強いと思いますが、ボクシングジムでそこまでする人はほんの一部です
一般的には、縄跳び・サンドバック・ミット打ち・運動器具でのトレーニングをして帰る人がほとんどす
気持ちいい汗かいて、風呂に入って、酒飲んで、気持ち良く寝る!最高じゃないですか?
メリット・自信が持てる
ボクシングジムに通う事を迷っているという事は、何か目的があって運動をしようと思っているではないでしょうか?
何かはわかりませんが、目的を達成できれば自分に自信が持てるようになります。
例えば、ダイエットが目的でボクシングジムに入会して目標の体重までダイエットが出来たとしましょう。
ボクシングジムに通う頻度は自分次第、運動しているだけでは瘦せないので、食事管理もしっかりしなければいけない。
もし習慣が身について目標達成したら、頑張ってきたなぁと思えるし嬉しいはずです。
そう思えたら、「次は腹筋割れるまで頑張ってみようかな」と次の目標への活力になります
ボクシングジムは基本的に「月謝を払えばいつ来てもいいですよ」といったジムが多いです。ジムに通う習慣が身につき自信の積み重ねになるのもボクシングジムのメリットです。
メリット・健康意識が高まる
ボクシングジムに限った事ではありませんが、ジムに通うようになると自然と健康意識も高まります。
通い始めは、「入会金も月謝も払ってるし元を取らないと」と思って頻繫に通うでしょう、それがうまくかみ合ってジムに通う事が習慣づいて筋肉がついたり、瘦せたりしてくると「少しお酒の量を減らしてみようかな」「これを気にタバコ止めてみようかな」と自然と健康に目を向けるようになります。
「不健康になりたくてジム通ってます」「太りたくてボクシングを始めました」なんて人は見たことがありません。
必ず前向きな理由があって運動をしようと考えているはずです
ボクシングジムやフィットネスジムにはお金はかかります。
払ってるからには行かないといけない気持ちにもなりますし、払うだけの価値がある場所を提供しているところも事が多いのもジムに通うメリットです
メリット・出会いや気づきがある
フィットネスジムは一人で黙々とトレーニングをしたり決められたメニューをこなして終わる事が多いですが、ボクシングは対人スポーツなので同じ時間に通っている人と向かいあってシャドー練習したり同じサンドバックを叩いたりする事があります。
本人次第ですが、その人と仲良くなったり・ライバル意識をもって向上心が増す事ができます。
プロボクサーがいるジムなら、一緒の時間帯に練習しているプロボクサーがいれば、どの位本気でボクシングをしているのか、試合前の辛さが目に見えてわかると思います。
そのプロボクサーが頑張ってるなと思えば、一度試合を見に行って下さい!
『生で見る試合・練習で頑張った人が戦ってるのを見る』と更にボクシングが好きになるはずです
そういった点もフィットネスジムと違い、近い存在のファンが作れるのがプロボクシングジムの魅力です
元プロボクサーが言うので間違いありません!!
デメリット・ジムの数が少ない
全国のフィットネスジムの数・・・約7800件
ボクシングジムの数・・・約300件
ボクシングジムが少ないのがデメリットの一つです
「通いたくても近くにない」「ボクササイズをやっているフィットネスジムはあるけどボクシングだけのジムがない」
これは大きなデメリットですね。
探せば、元ボクサーがやっている小さなパーソナルジムでもサンドバックやミット打ちが出来るところがあったり、ボクシング部のある高校や大学で練習させてもらえるところもありますので一度詳しく探してみるのいいかもしれません
デメリット・怪我する可能性がある
サンドバックやミット打ちだけで通っている人は問題ありませんが、
対人練習やスパーリングをしている人は怪我のリスクは0ではありません。
予期していなかったパンチをもらえば脳震盪を起こす可能性もあるし、身体の筋を痛めるリスクもあります。
そうならない為にも、しっかりとした基礎を作ってからマスボクシングやスパーリングを行うようにしましょう。
デメリット・夢中になりすぎる…
夢中になりすぎるというデメリットとなります
KO君は引退しましたが、未だプロのリングに未練があります。
麻薬やタバコのように悪く影響を与える依存ではありませんし、自制心のある人は問題ないと思います。
ダイエット目的であろうと、健康意識のためであろうとボクシングを続けすぎると、夢中になりすぎて他の事が二の次になってしまいボクシングの事ばっかりになってしまいます。
今から始めようと思っている人もほどほどに頑張りましょう
KO君も競技者から指導者に変わる努力真っ只中です!!
まとめ
いかがでしょうか、KO君が思うボクシングのメリット・デメリットでした
個人によって他にメリット・デメリットが出てくるかもしれませんが、メリット方が確実に多いとKO君は感じています。
ボクシングには色んな思い出もあるし、助けられた事もあります。
よほどハードにトレーニングしなければ身体に悪く影響はないはずです!
この記事を読んだ機会やTVの影響でもいいので、ボクシングをする事を選択肢の一つにしてもらえれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます
KO君のボクシング教室
ボクシングを基礎から教える教室です。ボクシングに少しでも興味が出た人は参加してもらえたら嬉しいです。
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