ボクシングの技術やトレーニング方法などをメインに記事を書いてきましたが今回はマインド(考え方)について紹介します。
大前提として才能あるなし関係なく継続する事が1番大切です。ただやってるだけではすぐに飽きて続ける事は難しいです。
・ボクシングが好きで始めた
・運動不足解消でボクシングを始めた
・ダイエットを本気で頑張りたい
そう思っている人には継続して達成する喜びを味わってほしいと思っています
わかっているけどなかなか出来ない継続するためのコツを現役時代の考え、今思う事も含めて20年以上ボクシングを楽しく長くやってこれたマインドを紹介するので、少しでも参考になればと思います。
長所を伸ばす
まずはすでにボクシングを始めている人に向けての考え方です。
ボクシングを続けていると、長所を伸ばすべきか、短所を直すべきか考える時期がきます。まずは長所を伸ばす事を意識しましょう
始めたばかりの頃は長所も短所もわからないのでまずは基礎を身につけてましょう
ある程度ボクシングが出来るようになると「自分は〇〇が得意だ」と得意な事に気づいたり、対人練習をした場合相手に褒められたりするようになります
例えばパンチがあるとわかった場合「さらにパンチ力をつけよう」と長所を伸ばす事を意識してトレーニングしましょう
パンチ力が強くなる=攻撃力に自信がつく
攻撃力に自信がある=積極的なボクシングになる
上記のように、パンチ力が向上するだけでボクシングのスタイルも確立し方向性も定まります
KO君の場合、左のパンチ技術には自信がありましたが、スタミナには自信がありませんでした。
長所である左に磨きをかけ遠い距離で戦う事で、相手が間合に入れなくなりスタミナを温存しながら戦うスタイルが確立し、結果的に短所であるスタミナをリカバリーできるスタイルが確立しました。
プラス思考(自信)
長所を伸ばすとプラス思考な考えになるので、もしスパーリング大会や試合が決まっている場合は「〇〇が苦手だからどうしよう」は考えず、「○○では絶対負けない!」を考えるようにしましょう
基礎的な苦手は改善の必要がありますが、それ以外での「○○が苦手」は一度切り離しプラス思考でトレーニングし長所を伸ばすほうが楽しくボクシングに向き合う事ができます
- ガードが下がる…改善必要
- 相手のパンチが見切れない…改善必要なし
- パンチスピードに自信がある…長所を伸ばす
継続
冒頭でも書いていますが継続・習慣化が1番大切なマインドです
ボクシングに限った事ではありませんが、続ける事はなにより大事です。
とは言っても、スポーツジムの退会率は半年で70%、1年で90%と言われています。
正直言って運動はしなくても生きて行けるし、仕事や学校があれば続けるのはなかなか難しい事ですよね、、でもスポーツには楽しみや目標を達成する喜びがたくさんあります。
一度継続が身につくと他の事も継続出来るようになります。
そのためにはまず、続ける事を目標にする事をおすすめします。
人それぞれジムに通う理由はあると思いますが、続かなければ達成しません。
運動は週1回でも効果があると実証されています。個人的には月1回でも1年継続できればすごい事だと思います。
まずは、ランニングやウォーキングから始めてみる、縄跳びをやってみる、など簡単な事から始めてみましょう
習慣化については下記の記事でも紹介しています
今日は動く気がしないけど「とりあえず行ってみる」と案外動けたりします
※無理は禁物です
楽しむ
継続の話をしましたが、面白くない事を継続するのは難しいですよね
嫌いな勉強は続きませんが、好きなゲームならずっとできるように楽しみながらする事が継続へつながります
ボクシングも同じで楽しいと思ってる間は続きますが、ずっと同じように練習しているだけではいつか飽きてきます。
飽きを防止するためにも、小さな目標をもってトレーニングすると飽きなかったり、目標を達成する事が楽しくなってきます
例)縄跳び3ラウンド休憩なしで跳べるようになる・今より○キロ痩せる
上記のような始めは簡単にこなせる様な目標を立ててクリアしていくと「次は何を目標に頑張ろう」新しく目標を立てる事が楽しくなってきますし、ボクシングの能力も間違いなく上がります
目標設定
プロボクサーは試合に勝つ事のを目標に日々のトレーニングで小さな目標を達成しながら試合に向けて身体も気持ちも作っていきます。
プロボクサーになりたい・スパーリング大会で優勝したいなど成果目標がある場合は、それを達成するための過程目標がとても大切です。
小さな目標を達成する事で自信にもなります、KO君もそうやって日々の積み重ねで強くなれたし継続できたと自信を持って言えます
諦めなければ夢は叶うといいますが、必ず叶うとは限りません。
叶わなくても努力して来た事実は残ります、必ず別の事にもプラスになります。
成果目標をゴールにそのための過程目標を立てると効率的に目標に近づくことができます
- 過程目標
-
自分で決めたタイム・回数をクリアする目標
例:腕立て伏せ30回できる様になる、縄跳び5ラウンド跳べるようになる - 成果目標
-
相手や評価により達成できるかわからない目標
例:スパーリング大会で勝つ、大会で優勝する、プロボクサーになる
ペースを考える
プロボクサーでも無理をしすぎて体調を壊してマイナスになる事があります(それではプロ失格ですよね)目標に向けて前進する事も大切ですが、ペースを考える事も大切です。
始めた頃は初めての体験が多いので楽しいですが、先を急ぎすぎて怪我をしたり、飽きてしまう事も多いです
食べ放題だからといって好きな物をたくさん机に並べたけど、実際はそんな沢山食べれない事はないでしょうか?
ボクシングも同じで早くスタミナをつけて、早くパンチを覚えて、早く強くなろうと思って無理をして怪我をしたり、「毎日行ってるのに強くならない」と思って飽きてしまいます。
なかなか思ったペースでは上達しませんよね
前章で書いたように継続や目標をもつ事も大切ですが、自分の出来るペースを守れば飽きずに続くようになります
- 月1回・週1回を1年以上続けている
- 1ヶ月毎日通ったけど飽きて辞めた
どちらかは一目瞭然ですよね
始めは無理をせず続ける事で目標や仲間も出来て楽しくなる日が来るはずです。
それもある意味継続するためのキッカケです
1年続ける事が出来れば継続出来た人の10%にはいります、自分のペースで続ける事意識しましょう
まとめ
- まずは継続する事を目標にする
- 楽しむ方法を考えるて継続させる
- 人と比べず自分のペースで続ける
この記事を見てる人はこれからボクシングを始めたい人やなかなか継続させる事が出来ない人が見てると思います。
楽しかったり目標があれば継続させる事は難しい事ではありません
強くなるには長く続ける必要がありますし、ダイエットを始めた人も続けなければ痩せるのは難しいです。
今回は継続するためのヒントを何個かあげましたが、書いた事意外にも続けるためのコツはたくさんありますし、意識しなくも継続の出来る人もいると思います
KO君は運動神経が良い訳でもボクシングのセンスがあった訳でもありませんが、継続する事で実力以上の成績を残せました。
プロボクサーは楽しい事より辛い事の方が多かったですが、ボクシングは何より自分に勝つという大きな達成感を味わえる素晴らしいスポーツです
勿論、合わないやりたくないと思った人に継続してほしいとは思っていませんが、何か没頭出来る事がある事は素晴らしい事です。
強くなりたい、本気で痩せたいと目標がある人にこの記事を読んでが長く続けるきっかけになれば嬉しいです
ボクシング教室
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難しい事はしていません、基礎的な事を楽しくやってもらっています。
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