スパーリングやマスボクシングをしてる人なら「もうちょっと手数を出さないと」とアドレスされた事はないでしょうか?
KO君もスパーリング大会を見ていて初めての人は「手数が少ない」「見合ってる時間が長い」印象を持つことが多いです。
緊張してしまう・パンチをもらうのが怖くて手が出ないが一番と思いますが、何とかそれを克服したいですよね
そのためには「ジャブ」を有効的に使う事が必要です。
今回は、そんな「ジャブ」の基本的な使い方・コツを紹介します
「ジャブ」には色んな打ち方、使い方があります。
この記事を読んで基本を思い出してもらうと、実戦練習での手数が増えるきっかけになります
簡単な内容になるので最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
ジャブとは?
「ジャブ」はボクシングでも一番始めに習うパンチの一つです。
構えた時に前に出てる側の腕がら打つパンチです。
「ジャブ」はボクシングをやっていない人でも知っているパンチの種類ではないでしょうか?
「牽制した」とか「探りをいれた」意味で使われる事が多いと思います。
ボクシングでも、基本的には「相手との距離を図る」「牽制を入れる」ために使う事が多いパンチです
基本の打ち方
基本の打ち方は構えた位置から真っ直ぐ拳を前に出します。
鏡があるなら、鏡の自分のあご向かってパンチを出す感じで打ちましょう。
打ち方のコツ
感覚的には腕を伸ばしきった位置でボールを取りに行くイメージ
ボールを掴む感覚で打てば力も入らないのでスピード感のある「ジャブ」が打てます
一歩踏み込んで打てば、より遠い距離にパンチを打つ事が出来ます。
※画像では右のガードが下がってますが、上げているのが正解です。
ジャブの使い方
冒頭でも説明した通り、ジャブは「相手との距離を図る」「牽制する」ために使うのが基本です。
まずは相手のグローブに当てる感覚で「ジャブ」を打ちましょう。
グローブに当てる距離なら相手のパンチも当たらない距離なので「ジャブ」を出すことで相手との距離を図る事が出来ます。
※グローブに当たる距離でパンチを出されると相手もパンチを出しにくくなるので有効なパンチです。
実戦練習では、グローブに当たるか当たらない位の距離で「ジャブ」を出す事から始めて下さい。
ジャブ応用編
「距離を図る」「牽制する」のがジャブの基本ですが、ジャブの活用方法は他にもあります。
ジャブはノーモーションで打てるパンチなので距離感がわかれば攻撃としても有効なパンチです。
相手が攻撃してくるタイミングで打てばKOする事も出来るパンチです。
サンドバックやミット打ちで
・スピード
・距離
・タイミング
この3つを意識して打つ練習をしましょう
スピード
スピードを意識して打つ方法は基本の「ボールを掴む」イメージで打てば力を抜いて打てるので素早く打つ事ができます
距離
距離を意識する方法も基本の「一歩踏み出して打つ」練習をすれば自分だけ当たる距離でパンチを打つ事ができます
タイミング
タイミングはミット打ちの場合は「いい音のなるポイント」にパンチを打つ事、サンドバックの場合は動くタイプの軽いサンドバックでサンドバックの揺れを止めるように打つ練習をしましょう
この3つが上手く出来るようになると、実戦練習でもジャブが思うように当たるようになります。
ジャブが当たるようになると、他のパンチの当たる距離感がわかるので自ずと他のパンチも当たるようになります。
しっかりサンドバック・ミット打ちで基本を身につける事が一番大事です
まとめ
いかがでしょうか?ジャブは一番始めに教えてもらうパンチなのであまり意識していなかった人もいると思います
有名な言葉で「ジャブを制する者は世界を制する」と言うぐらい「ジャブは大切な基本パンチ」です
実戦練習で「手数が少ない」と言われてる人はまず「ジャブ」を出すことが「手数を出す」第一歩です。
基本のジャブが打てていれば、ジャブを出し過ぎて倒される事はないでしょう。
・基本の「距離を図る」「牽制する」ジャブを練習して他のパンチにつなげる。
・慣れたら「ジャブ」をしっかり当てる事の出来る練習をする。
これがパンチを出す基礎になりますそれだけでもわかってもらえたら嬉しいです
最後まで読んで頂きありがとうございました。
KO君のボクシング教室
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