今回はKO君が現役の時にしていた、もうやりたくないと思うハードトレーニングを紹介します
ハードなトレーニングをすれば強くなる訳ではありませんが、厳しい練習をしていれば、スタミナもつくし試合前に『これだけ厳しい練習をして来たから勝てる』と言う気持ちの面のプラスが大きくなります
初心者やこれからボクシングを始めようと思っている人には勧められるメニューではありませんが、しっかりトレーニングをして強くなりたい人には参考になるかもしれません
世の中にはもっと厳しいトレーニングをしている人もいますが、ハードなトレーニングだけがいい訳ではありませんがKO君が「これはためになったな」と思うトレーニングなので、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
HIITトレーニング
HIITトレーニングとは高強度のトレーニングと短休憩を繰り返し行う事で瞬発力や筋持久力が鍛えられるトレーニング方法です
ボクサーは相手にパンチを効かせると攻撃をたたみかける必要があります。
そのためにも瞬発的に高強度のエネルギーを使ってもすぐに回復する体力が必要になるので、HIITトレーニングは実戦練習に近いハードなトレーニングになります。
実際行っていたメニュー
- バービージャンプ 20秒/休憩 10秒
- 抱え込みジャンプ20秒/休憩 10秒
- 足踏みダッシュ 20秒/休憩 10秒
- 左右ランジ 20秒/休憩 10秒
2レップ 2セット
1セットごとに心拍数を測って2セット目の方が高くなるよう追い込むようにしていました。
心拍数が高い状態でも強度を保つための厳しいトレーニングです
初心者向けメニューは以前の記事で紹介しているので挑戦したい人は是非お試しを
3分間走(インターバル走)
ボクシングの試合は3分戦って1分休憩なので試合のタイムで走り込みをするトレーニングです。
3分全力で走って1分休憩を試合のラウンド+2本走り込みます
後半で疲れてきても決められた距離を3分以内に走る必要があるので、試合やスパーリングに近い心肺機能の使い方になるトレーニングです
800m/3分 休憩/1分 KO君は12本走っていました。
今はもう無理です(笑)
始めたばかりの人は3分間全力で何m走る事が出来るか試してみるが第一歩ですね
連続サンドバック
連続サンドバックはラウンド数を決めて休憩なしでサンドバックを叩くトレーニングです。
叩いている間に5秒から40秒までのサンドバックダッシュをランダムで行います
8R連続サンドバックの場合
- 始めの3Rは連打なし(身体を温めるため)
- 残り5Rランダム連打あり(トレーナーにランダムな秒数ごとに連打を行う)
試合ではどのラウンドにどのタイミングでチャンスがくるかわからないので、自分のタイミングではなく人に決めてもらった秒数で連打する事が重要なポイントでした
トレーニングの中でも1、2を争うハードな練習でした
ダンベルシャドー
ダンベルシャドーはダンベルを持ってシャドーするトレーニングですが、
今回説明するトレーニングは少し違って、筋持久力を鍛える練習です。
- 3キロダンベルを持ってストレート左右/3分(リングの端まで往復)
- 3キロダンベルを持ってフック左右/3分(リングの端まで往復)
- 3キロダンベルを持ってアッパー左右/3分(リングの端まで往復)
- 3キロダンベルを持たずにストレートフックアッパー左右/3分(リングの端まで往復)
オーソドックス・サウスポー左右1セットづつ
腕だけの力では3分ダンベルを振り続けるのは無理なので下半身から上半身へ力を伝えかた、
もちろん肩・腕の筋持久力も向上するトレーニングです
難点は時間がかかるのと、腕の疲労でそのあとの練習で力が入らなくなります
カロリー消費も激しいので、ダイエットにもいいかもしれません、、ハードですが
初心者向けメニューは下記記事で紹介しています
まとめ
いかがでしょうか?文字起こすだけならとても簡単ですが、実際するととんでもなくハードなトレーニングです
体力に自信のある人は一度試してみては??(笑)
この他にもたくさんハードなトレーニングをしてきましたが、それは企業秘密と言う事で…
冗談ですが、今回紹介したトレーニングは現役時代とても有効だと思って繰り返ししていたトレーニングです。
試合前になると毎回「今回は一番練習したなぁ」と言っていたのを思い出します。
ハードなトレーニングで身体が仕上がるのはもちろん、気持ちの面でも強くなれるのが一番のポイントだと思って厳しい練習にも耐えてきました
今思うとよくやっていたなと関心します(笑)
ジムに行ったときはちょっとだけでもハードにしてみるのもいいかもしれませんね
最後まで読んで頂きありがとうございました
KO君のボクシング教室
ボクシング教室では紹介したようなハードなトレーニングは行っていませんが、やり方に興味がある人には教える事も出来ます。
ボクシングに興味のある人は参加してもらえたら嬉しいです
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