ボクシングで、パンチ力が強い・KO率が高い選手はとても魅力的ですよね
ストレート系のパンチは強く打つためには打ち方をしっかり覚えて繰り返し練習する必要がありますが、フック系のパンチは比較的に早く強く打てるようになるパンチです
パワーのある選手はフック系のパンチが得意な人が多いです
今回はそんなフック系のパンチを強く打つコツと練習方法を紹介します。
フック系パンチ
フック系パンチは、名前の通りUの字に打つパンチの事
- 顔面への左右フック
- ボディーへの左右フック
- 顔面への左右アッパー
- ボディーへの左右アッパー
アッパーも打つ角度が違うだけで、基本的にフックと同じ打ち方です。
基本の打ち方
フックはその名前の通りフックの様にUの字を描くように打ちます。
腰の回転を利用しながら腕で半円を描くように打つ事を意識しましょう。
その際、常に腕に力を入れるのではなく当たる瞬間だけ握るイメージで打てば自然と腕の勢いがついて力強いフックが打つ事ができます
ボディーやアッパーも同様に力で打つのではなく、腕の勢いを利用すると力を入れなくても強いパンチが打つ事が出来ます。
イメージしやすいコツ
でんでん太鼓はご存知でしょうか?
上記の画像がでんでん太鼓で、持ち手を左右に振るとヒモについた玉が太鼓に当たって音がなる昔のオモチャです。
フック系のパンチもこの太鼓の要領で、身体の軸を回転させて拳を当てるイメージで打てば疲れる事なくフックを打ち続けることが出来ます。
意識するポイント
軸をしっかり、早く体幹を回転し腕には力を入れずパンチが当たる瞬間だけ拳に力を入れる事がポイントです
デンデン太鼓で言うと、持ち手をしっかり早く回してヒモの回転力を上げると太鼓が強く鳴るイメージ
トレーニング方法
でんでん太鼓のイメージをもったまま、サンドバッグで左右のフックを何回か繰り返し打ちましょう
繰り返し打っているとだんだんどこに力を入れると強く打てるのか、どこの力を抜くと早く打てるかがわかってきます。
ボディーフックも同様に左右繰り返しサンドバッグで打ってみましょうフックと同じようにだんだん要領を掴んできます。
※アッパーはサンドバッグでは打てないのでシャドーで試してみましょう
打ち方に慣れていない時からダンベルを持ってシャドーをするトレーニングをすると余計な所に力が入ってしまうので要注意
まとめ
いかがでしょうか、フック系のパンチは筋力の強くない人でもコツさえ掴めば強く打てるパンチです
フックばっかりでは相手に読まれるのでストレート系のパンチもトレーニングしなければいけませんが、フック系パンチを決めパンチにする!と思ってトレーニングすれば確実に強いパンチを打てる事間違いありません。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです
最後まで読んで頂きありがとうございました
KO君のボクシング教室
KO君は地元で定期的にボクシング教室を開催しています。もちろんフック系パンチのコツも教えるので参加してもらえたら嬉しいです
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