皆さんはジムに行って準備運動もせずに、早く上手くなりたいからと言ってすぐサンドバックを叩いたりしていませんか?
「そこまで自由にさせてもらえるジムも少ないと思いますが…」
学校の体育や、スポーツ系の部活をした事のある人なら必ず準備体操はしていましたよね!
準備運動もトレーニングの1つです、早く上達したい・瘦せたいのであれば準備運動は必ず取り入れましょう
KO君も実は間違ったウォーミングアップをしていた時期もありました。
色々試していると、どのようなウォーミングアップが一番必要かわかったので、今回は準備運動の効果と1番簡単に出来るウォーミングアップ方法を教えます。
この記事を読むと、準備運動の必要性・効果をわかってもらえると思うので是非参考にしてください。
準備運動が必要な理由
準備運動が必要とされてる理由は、ケガの防止と運動パフォーマンスを上げるためです。
例えば、寝て起きて直ぐに仕事を始める人はいないですよね、起きたらまず歯を磨いて朝食をとって…というのが一般的じゃないでしょうか?
仕事や学校に行くにもまず脳を働かす準備をしてから作業に取り掛かると思います
起きて直ぐは頭も回らないもんね
それと同じで、トレーニングするにもまず「今から運動しますよ~」と軽い刺激を与えてからトレーニングした方がケガのリスクも下がり、トレーニングのパフォーマンスも高くなります
怪我をして何週間もトレーニングが出来なくなるのは、辛いしモチベーションも下がりますよね、、
この記事で正しい準備運動の知識を身につけましょう!
ストレッチの種類
大きく分けてストレッチは2種類ありますので詳しく説明していきます
静的ストレッチ
ストレッチといえばこのストレッチを想像すると思いますが、「筋が伸びたところで」何秒かキープするストレッチ方法
【反動をつけずに呼吸しながらするストレッチ】
効果…疲労回復・リラックス・クールダウン
動的ストレッチ
動かをつけたストレッチで関節を回したり、反動をつけたストレッチ、ラジオ体操や屈伸運動が一般的な動的ストレッチ
【反動や関節を動かしながら行うストレッチ】
効果…関節の動きがスムーズになる・心拍数が緩やかに上昇・身体が温まる
ボクシングにおいて重要な関節
ボクシングをするのに、とても重要になる関節が2つあります
肩甲骨・股関節はボクシングをする上で特に大切な部位です
肩甲骨(けんこうこつ)
背中の上部にある羽の様な大きな骨。
腕の上げ下げや腕を回しなど、腕の運動と連動し、その自由な動きをサポートする骨で、その周りに褐色脂肪細胞があり動きをよくする事で脂肪燃焼効果がある部位で、肩甲骨周りの筋肉の動きをよくする事で肩こりの改善やパンチ力・スピードがあがるとても重要な部位です
股関節(こかんせつ)
太ももの付け根の部分の事で、下半身と胴体との繋ぎ目の関節
股関節周りにを柔軟に保つ事で普段の姿勢もよくなり腰痛予防に効果的です。
どんなスポーツでも下半身が大事といいますが、それと同時に股関節も大事と言えます。
上半身に下半身の力を伝えるためには股関節の連動がとても重要になります、そのためにも準備運動の段階でスムーズに連動させる必要があります
野球でも肩甲骨・股関節の連動を意識したトレーニングやストレッチがたくさんあり、意識する事で球速が上がったりバッティングが良くなったりします。
ボクシングも同じで股関節・肩甲骨の連動がしっかり出来ている選手はパンチや身体の伸びが良く強い
肩甲骨・股関節の柔軟性は、肩こりや腰痛で悩んでいる人も意識すると改善つながります
おすすめの準備運動
【ラジオ体操】
ラジオ体操は小学校・中学校で必ずやった覚えがあると思うので、日本人なら誰でも出来る準備体操です
「夏休みにラジオ体操スタンプもらいに行きませんでしたか?」
「今更ラジオ体操って…」と思われるかもしれませんが、よく思い出して下さい!ラジオ体操は動的ストレッチになり、特に肩甲骨周りにストレッチがかかる運動です
正確にやる事で、柔軟性・股関節・肩甲骨の連動にとてもいい準備体操です
「ジムにいってラジオ体操は恥ずかしい…」と思う人は、音楽に合わせて完璧にしなくてもいいので自分なりに肩甲骨・股関節に効果があると思う体操だけでもトレーニング前に取り入れてみて下さい
【練習前の流れ】
準備体操(ラジオ体操)→縄跳び→シャドーボクシング→自由練習
準備体操からシャドーボクシングまでは是非毎回のルーティンとして取り入れてほしい準備運動です
※何もせず練習に入るよりケガの予防・身体の柔軟性も上がり消費カロリーも上がるのでかなり効果的です
強度が足りない場合は、500g~1㎏のおもりをもってラジオ体操するのもいいトレーニングになりますよ
【補足】
トレーニング前の静的ストレッチのやりすぎは逆効果と言われています
あまりゆっくり伸ばしすぎると身体がリラックスモードになってしい、いいパフォーマンスでのトレーニングが出来ない可能性があります
今回の記事は一般論をもとにした内容ですので、合わない場合は自分にあったストレッチや準備運動を心掛けましょう
まとめ
いかがでしょうか、今回は準備運動の知識と方法について説明しました。
準備運動の必要性について少しは理解してもらえたでしょうか?
KO君はギックリ腰になってから、練習前は静的ストレッチを時間をかけてしていましたが、動的ストレッチの方が効果的な事を知ってから、肩甲骨・股関節をほぐしたり連動を意識したストレッチに切り替えて行うようになりました。
何度もいいますが、肩甲骨・股関節の連動はボクシングにおいてとても重要な役割があります
下記の本に、自分のスタンスがどれなのか連動についても詳しく説明しているので、興味のある人は参考にしてください
KO君のボクシング教室
KO君は地元でボクシング教室をやっています。
準備運動にはラジオ体操を取り入れてやっているので興味のある人は参加してもらえたら嬉しいです。
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