『マスボクシング』をするようになったけど、「ディフェンスがなかなかうまくならない」「怖くて目をつぶってしまう」と悩んだりしませんか?
経験豊富な会員さんとマスボクシングをしたら「全然当たらない」「全部ディフェンスされる」などの経験はないでしょうか?
なぜプロボクサーや経験豊富な会員さんはディフェンスが上手いと思いますか?
基礎が出来ていて相手が出すパンチがある程度わかるようになるからです。
基礎練習をしっかり行えばなディフェンスは必ず上手くなります。
KO君もボクシングを始めた頃は先輩に全然パンチが当たらないし打ち疲れてバテバテになりました。
しっかり練習する事で、今ではディフェンスは得意と言えるレベルです。
この記事ではディフェンスの種類・練習方法を説明しているので、理解して練習に活かせば必ずディフェンスはうまくなります。
難しい内容ではないので、参考にしてもらえれば幸いです
なぜ強いボクサーはパンチをもらわないのか?
一般会員さんとマスボクシングをやると質問されます。
「パンチがゆっくりに見えるの?」「パンチがくるのがわかるんですか?」と聞かれる事がありますが、実際はそうではないです。
相手の動作で予想がつく
相手の動作で「ここにパンチがくる」と予想がつくので、もらわないディフェンスが出来きます。
野球のバッターで言うと、ボールがこの辺に来るからこのタイミングでバットを降れば打てるなと思ってバットを振るのと同じ感覚です。
鍛える事で、相手の動作でどんなパンチは何が出るかがわかるようになります。
※『フェイントが上手い』『パンチの早い』人とやるとわからないパンチも当然あります
チャンピオンレベルになると動体視力も凄いのでゆっくりに見えたり、もっと感覚が鋭いかもしれません。
野球のイチロー選手が踏切で電車を見て何人乗っているか数えることができたらしいです。
一流選手は動体視力を鍛えるトレーニングもしているので、見えている選手もいるかもしれません
世界チャンピオンや強い選手が身近にいるならディフェンスのコツを聞いてみてもいいかもね
【補足】
5階級制覇世界チャンピオンのフロイド・メイウェザーはディフェンスがとても上手い選手です。
パンチを読む能力も凄いですが、ディフェンスの多彩さは、プロから見ても凄さを感じます。
※マネの出来るレベルのディフェンスではないですが、一度過去の試合でも参考にして下さい。
ディフェンスの種類
ディフェンスの種類は大きく分けて5種類
パーリング(パリング)
パーリングは相手のパンチをグローブで叩くディフェンス方法 【グローブで受け止めるイメージ】
- メリット:顔の前でディフェンスが出来るので、次の動作に移りやすい
- デメリット:読みを間違うとパンチをもらう
ブロッキング
ガードを固めで腕や肩でパンチを防ぐディフェンス方法【顔を覆い隠すようなディフェンス】
- メリット:パンチを完全にブロック出来るので来るパンチがわからなくてもガード出来る
- デメリット:ガードの上からでもパンチを打って来るタイプへの対処が難しい
ステッピング
パンチを打ってくるタイミングで一歩下がったり左右に動くディフェンス方法【脚を使っディフェンス】
- メリット:距離でパンチをかわすので、かわしてからのパンチが打ちやすい
- デメリット:脚を使うので、体力がいる
ウィービング
パンチを膝を使ってかわすディフェンス方法【顔の位置を常に動かすディフェンス】
- メリット:的を絞らせないので、相手をかく乱する事ができる
- デメリット:読みを間違えると自分からパンチをもらいに行くように見える
ダッキング
上半身を動かしてパンチをかわすディフェンス方法
【パンチを外すディフェンス】
- メリット:相手が空振りするので、次の攻撃が当たりやすい。上手くいくとカッコいい
- デメリット:読み間違えると変な動きをしているように見える
言葉での説明では難しいので、詳しく知りたい場合はジムのトレーナーに聞いたり、YouTubeなどを参考にして下さい。
KO君も地元でボクシング教室をしているので興味のある人は参加してもらえたら嬉しいです
ディフェンスの上達するトレーニング
ディフェンスが上達するトレーニングは、対人練習を何度もこなす事が一番重要です。
マスボクシングのように相手がどのパンチを打って来るかわからない練習ではなく、相手のパンチをパーリングする練習から始めます。
パーリングを覚える為のトレーニングを取り入れましょう
- 相手が打ってくるジャブをパーリングしてジャブを打ち返す
- 相手が打ってくるワンツーをパーリングしてワンツーを打ち返す
- 相手が打ってくるワンツーフックをパーリングとダッキングをしてワンツーフックを打ち返す
交代で10回程度やってみましょう!学生時代していたトレーニング方法です
パーリングの感覚がつかめてきたらシャドーボクシングでも
『相手が打ってきたパンチをパーリングしてパンチを出す』『ダッキングしてパンチを出す』相手がパンチを打ってきてる事を想定してディフェンスのバリエーションを増やしましょう。
パーリングが上手く出来るようになれば、他のディフェンス方法も出来るようになります。
まずは相手のパンチを手で受け止める感覚を掴むためにパーリングをマスターしましょう。
まとめ
いかがでしょうか、ディフェンスの種類・練習方法なんとなくでもわかってもらえたでしょうか?
一番の言いたかった事はディフェンスの基本はパーリングです!!まずはそれが出来るよう日々練習して下さい。
パンチを強くするトレーニングも重要ですが、ディフェンスも同じぐらい重要な技術です。
『もらわず当てる』ボクシングの一番の理想です
最後に裏技ですがミット持ちをするのもディフェンスが上手くなるトレーニング方法です。
ミットを持てば相手のパンチを嫌でも受け止める必要があります。それを繰り返せばメイウェザーのようなディフェンスマスターになれるかもしれません
ミットを持たせてもらえるかは通っているジムに確認はとりましょう
KO君のボクシング教室
記事の途中でも紹介しましたが、KO君は地元でボクシング教室をしています。
パーリングの練習も取り入れているのでボクシング教室に参加してもらえたら嬉しいです。
コメント
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[…] 実は簡単??ボクシングのディフェンス上達方法 […]